重賞競走
'08 川崎記念(中央交流) Jpn1
'07 名古屋GP(中央交流) Jpn2
着順 | 日付 | レース名 | 競馬場 | 芝ダ | 距離 |
1 | 2008年01月30日 | 川崎記念(中央交流) Jpn1 | 川崎 | ダ | 2100 |
1 | 2007年12月24日 | 名古屋GP(中央交流) Jpn2 | 名古屋 | ダ | 2500 |
2 | 2007年11月24日 | ジャパンCダート G1 | 東京 | ダ | 2100 |
3 | 2006年11月25日 | ジャパンCダート G1 | 東京 | ダ | 2100 |
3 | 2006年10月28日 | 武蔵野S G3 | 東京 | ダ | 1600 |
5 | 2007年02月18日 | フェブラリーS G1 | 東京 | ダ | 1600 |
5 | 2008年11月03日 | JBCクラシック(中央交流) Jpn1 | 園田 | ダ | 1870 |
5 | 2011年06月29日 | 帝王賞(中央交流) Jpn1 | 大井 | ダ | 2000 |
1 | 2006年04月01日 | 韓国馬事会杯 1600万下 | 中山 | ダ | 1800 |
1 | 2006年06月24日 | 大沼S オープン | 函館 | ダ | 1700 |
1 | 2007年06月23日 | 大沼S オープン | 函館 | ダ | 1700 |
1 | 2007年07月15日 | マリーンS オープン | 函館 | ダ | 1700 |
2 | 2006年07月16日 | マリーンS オープン | 函館 | ダ | 1700 |
年 | 主催者 | レース回数 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 賞金 |
2004年 | 中央 | 2 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1,800,000 |
2005年 | 中央 | 4 | 2 | 0 | 0 | 2 | 15,200,000 |
2006年 | 中央 | 10 | 3 | 3 | 2 | 2 | 124,223,000 |
2007年 | 中央 | 6 | 2 | 1 | 0 | 3 | 116,787,000 |
2007年 | 地方 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 40,000,000 |
2008年 | 中央 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
2008年 | 地方 | 3 | 1 | 0 | 0 | 2 | 69,000,000 |
2011年 | 中央 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
2011年 | 地方 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3,000,000 |
合計 | 中央 | 24 | 7 | 4 | 3 | 10 | 258,010,000 |
合計 | 地方 | 6 | 2 | 0 | 0 | 4 | 112,000,000 |
2007年の名古屋大賞典、そして2008年の川崎記念などに勝ったフィールドルージュも現役生活を引退後、この土佐黒潮牧場で余生を送っています。
新ひだか町の牧場で生まれ、そして中央競馬で9勝(ダートグレード競走含む)をあげたのち、7歳暮れに引退。
その後は函館競馬場やJRA馬事公苑、大学の馬術部などを経て、2014年にここに移動してきました。
日本競馬初の三冠牝馬メジロラモーヌの血を引く馬として初めて重賞競走に勝利した馬として記憶されている方もいらっしゃるかと思います。
16歳という年齢は、土佐黒潮牧場で生活する馬の中では比較的若く、あてがわれた広い放牧地を自由気ままに歩き回っています。
この撮影中も、初めて目にするカメラマンに興味津々。
レンズに向かって歩いてきたかと思えば、何かに驚いたのか突然走り出したり、レンズに向かって変顔(フレーメン)をしたりと、まさに自由奔放に余生を送っています。
聞けば、とにかく食欲が旺盛とのこと。
放牧前にも馬道の側に生えている草を食べようとして牧場の人を困らせたりしていましたし、差し入れでいただいた赤い缶コーヒーをニンジンと勘違いしたのか猛ダッシュで近づいたりと、おっちょこちょいの一面もあるようです。
「ここに来たのは2014年の8月です。
この馬を担当していた厩務員の方に声をかけていただきました。」
と同牧場の濱脇由起子代表が話をしてくれました。
その厩務員の方は定年退職後の今年の春、フィールドルージュがいる高知県へと移住。
時折、ご夫婦で黒潮牧場を訪れて、畑仕事などを手伝ってくれるそうです。
素晴らしいことだと思いませんか。
「普段は大人しくてかわいい馬なんです。
でも、馬に対してはキツいところがあって、移動してきたばかりの頃はナムラコクオーにまでケンカを仕掛けていましたから。」
とは言うものの、芯から強い馬ではなく、
「見掛け倒し。」
得意技?は隣の馬房にいる馬に対しての威嚇です。
そのため、フィールドルージュの馬房にはちょっとした工夫がされています。
このあたりは現地でご確認ください。
「馬が大好き。
馬と一緒の生活が当たり前になってしまって、馬は私の人生そのもの。」
という濱脇代表。
元厩務員の方も同じ気持ちなのかもしれません。
そんな人間たちに囲まれたフィールドルージュは、本当に幸せな馬だと感じました。