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フィールドルージュ

プロフィール

父: クロコルージュ
母: メジロレーマー
品種: サラブレッド
性別: 雄(セン)
毛色: 鹿毛
生年月日:2002年04月27日
母馬所有者: 中田 英樹
生産牧場: 中田 英樹
産地: 北海道三石郡三石町

重賞競走

'08 川崎記念(中央交流) Jpn1

'07 名古屋GP(中央交流) Jpn2

近況 2018年5月

人懐っこい馬ですが、馬には気が強いみたいです。
新しく入厩してきたダノンヨーヨーに喧嘩相手を変えたようです。

所有者情報提供者:

MOVIE

繋養展示場所
〒785-0165 高知県須崎市浦ノ内出見5番地
 
土佐黒潮牧場
TEL
088-857-0468
HP・SNS等
土佐黒潮牧場 X(旧Twitter)
展示時間
09時00分~12時00分
見学休止期間
年末年始
連絡予約
前日まで
見学方法
自由見学
厩舎内への立ち入り
制限有
備考
見学時は噛む馬もいますので一声かけてから見学をお願いします。
着順 日付 レース名 競馬場 芝ダ 距離
1 2008年01月30日 川崎記念(中央交流) Jpn1 川崎 2100
1 2007年12月24日 名古屋GP(中央交流) Jpn2 名古屋 2500
2 2007年11月24日 ジャパンCダート G1 東京 2100
3 2006年11月25日 ジャパンCダート G1 東京 2100
3 2006年10月28日 武蔵野S G3 東京 1600
5 2007年02月18日 フェブラリーS G1 東京 1600
5 2008年11月03日 JBCクラシック(中央交流) Jpn1 園田 1870
5 2011年06月29日 帝王賞(中央交流) Jpn1 大井 2000
1 2006年04月01日 韓国馬事会杯 1600万下 中山 1800
1 2006年06月24日 大沼S オープン 函館 1700
1 2007年06月23日 大沼S オープン 函館 1700
1 2007年07月15日 マリーンS オープン 函館 1700
2 2006年07月16日 マリーンS オープン 函館 1700
主催者 レース回数 1着 2着 3着 着外 賞金
2004年 中央 2 0 0 1 1 1,800,000
2005年 中央 4 2 0 0 2 15,200,000
2006年 中央 10 3 3 2 2 124,223,000
2007年 中央 6 2 1 0 3 116,787,000
2007年 地方 1 1 0 0 0 40,000,000
2008年 中央 1 0 0 0 1 0
2008年 地方 3 1 0 0 2 69,000,000
2011年 中央 1 0 0 0 1 0
2011年 地方 2 0 0 0 2 3,000,000
合計 中央 24 7 4 3 10 258,010,000
合計 地方 6 2 0 0 4 112,000,000

2019年7月 ~フィールドルージュとの再会~

2007年の名古屋大賞典、そして2008年の川崎記念などに勝ったフィールドルージュも現役生活を引退後、この土佐黒潮牧場で余生を送っています。


新ひだか町の牧場で生まれ、そして中央競馬で9勝(ダートグレード競走含む)をあげたのち、7歳暮れに引退。


その後は函館競馬場やJRA馬事公苑、大学の馬術部などを経て、2014年にここに移動してきました。


日本競馬初の三冠牝馬メジロラモーヌの血を引く馬として初めて重賞競走に勝利した馬として記憶されている方もいらっしゃるかと思います。

16歳という年齢は、土佐黒潮牧場で生活する馬の中では比較的若く、あてがわれた広い放牧地を自由気ままに歩き回っています。


この撮影中も、初めて目にするカメラマンに興味津々。


レンズに向かって歩いてきたかと思えば、何かに驚いたのか突然走り出したり、レンズに向かって変顔(フレーメン)をしたりと、まさに自由奔放に余生を送っています。


聞けば、とにかく食欲が旺盛とのこと。


放牧前にも馬道の側に生えている草を食べようとして牧場の人を困らせたりしていましたし、差し入れでいただいた赤い缶コーヒーをニンジンと勘違いしたのか猛ダッシュで近づいたりと、おっちょこちょいの一面もあるようです。


「ここに来たのは2014年の8月です。
この馬を担当していた厩務員の方に声をかけていただきました。」


と同牧場の濱脇由起子代表が話をしてくれました。


その厩務員の方は定年退職後の今年の春、フィールドルージュがいる高知県へと移住。

時折、ご夫婦で黒潮牧場を訪れて、畑仕事などを手伝ってくれるそうです。

素晴らしいことだと思いませんか。


「普段は大人しくてかわいい馬なんです。
でも、馬に対してはキツいところがあって、移動してきたばかりの頃はナムラコクオーにまでケンカを仕掛けていましたから。」


とは言うものの、芯から強い馬ではなく、


「見掛け倒し。」


得意技?は隣の馬房にいる馬に対しての威嚇です。


そのため、フィールドルージュの馬房にはちょっとした工夫がされています。


このあたりは現地でご確認ください。

「馬が大好き。
馬と一緒の生活が当たり前になってしまって、馬は私の人生そのもの。」


という濱脇代表。


元厩務員の方も同じ気持ちなのかもしれません。


そんな人間たちに囲まれたフィールドルージュは、本当に幸せな馬だと感じました。