サウンドトゥルー
重賞競走
- '15 東京大賞典 G1
- '16 チャンピオンズC G1
- '17 JBCクラシック(中央交流) Jpn1
- '15 日本TV盃(中央交流) Jpn2
プロフィール
- 父: フレンチデピュティ
- 母: キョウエイトルース
- 品種: サラブレッド
- 性別: 雄
- 毛色: 栗毛
- 生年月日:2010年05月15日
母馬所有者: 岡田スタツド
- 生産牧場: 岡田スタツド
- 産地: 北海道日高郡新ひだか町
Catch up with Your Old Heroes
今、あの馬はどうしてる?
骨折も完治し、元気に走り回っています。ぜひ会いに来てください。
情報提供者:JAIRS
Location & Conditions for Visitors
繋養者・見学条件
- 繋養展示場所
- 〒056-0001 北海道日高郡新ひだか町静内目名92
-
- 岡田スタッド
- TEL
- 0146-42-1478
- 展示時間
- 10時30分~11時30分
- 連絡予約
- 前日まで
- 見学方法
- 案内あり
- 厩舎内への立ち入り
- 不可
- 備考
- 土・日曜日は、事務所が休みになるため連絡は平日にお願いします。
Race Record
競走成績
着順 |
日付 |
レース名 |
競馬場 |
芝ダ |
距離 |
1 |
2015年12月29日 |
東京大賞典 G1 |
大井 |
ダ |
2000 |
1 |
2016年12月04日 |
チャンピオンズC G1 |
中京 |
ダ |
1800 |
1 |
2017年11月03日 |
JBCクラシック(中央交流) Jpn1 |
大井 |
ダ |
2000 |
1 |
2015年10月07日 |
日本TV盃(中央交流) Jpn2 |
船橋 |
ダ |
1800 |
2 |
2017年12月29日 |
東京大賞典 G1 |
大井 |
ダ |
2000 |
2 |
2015年11月03日 |
JBCクラシック(中央交流) Jpn1 |
大井 |
ダ |
2000 |
2 |
2016年01月27日 |
川崎記念(中央交流) Jpn1 |
川崎 |
ダ |
2100 |
2 |
2017年02月01日 |
川崎記念(中央交流) Jpn1 |
川崎 |
ダ |
2100 |
2 |
2017年09月27日 |
日本TV盃(中央交流) Jpn2 |
船橋 |
ダ |
1800 |
3 |
2015年12月06日 |
チャンピオンズC G1 |
中京 |
ダ |
1800 |
3 |
2016年12月29日 |
東京大賞典 G1 |
大井 |
ダ |
2000 |
3 |
2016年06月29日 |
帝王賞(中央交流) Jpn1 |
大井 |
ダ |
2000 |
3 |
2016年11月03日 |
JBCクラシック(中央交流) Jpn1 |
川崎 |
ダ |
2100 |
3 |
2018年06月27日 |
帝王賞(中央交流) Jpn1 |
大井 |
ダ |
2000 |
3 |
2016年09月28日 |
日本TV盃(中央交流) Jpn2 |
船橋 |
ダ |
1800 |
3 |
2018年10月03日 |
日本TV盃(中央交流) Jpn2 |
船橋 |
ダ |
1800 |
3 |
2020年03月11日 |
ダイオライト記念(中央交流) Jpn2 |
船橋 |
ダ |
2400 |
3 |
2013年06月16日 |
ユニコーンS G3 |
東京 |
ダ |
1600 |
4 |
2018年12月29日 |
東京大賞典 G1 |
大井 |
ダ |
2000 |
4 |
2017年06月28日 |
帝王賞(中央交流) Jpn1 |
大井 |
ダ |
2000 |
5 |
2016年05月05日 |
かしわ記念(中央交流) Jpn1 |
船橋 |
ダ |
1600 |
5 |
2018年01月31日 |
川崎記念(中央交流) Jpn1 |
川崎 |
ダ |
2100 |
5 |
2018年11月04日 |
JBCクラシック Jpn1 |
京都 |
ダ |
1900 |
1 |
2015年01月18日 |
初凪賞 1000万下 |
中山 |
ダ |
1800 |
1 |
2015年02月07日 |
白嶺S 1600万下 |
東京 |
ダ |
1600 |
1 |
2015年07月19日 |
ジュライS オープン |
中京 |
ダ |
1800 |
1 |
2019年02月06日 |
金盃 |
大井 |
ダ |
2600 |
1 |
2020年02月05日 |
金盃 |
大井 |
ダ |
2600 |
1 |
2020年09月09日 |
東京記念 |
大井 |
ダ |
2400 |
2 |
2015年01月04日 |
初日の出賞 1000万下 |
中山 |
ダ |
1800 |
3 |
2013年10月26日 |
三峰山特別 1000万下 |
東京 |
ダ |
1600 |
3 |
2014年04月19日 |
利根川特別 1000万下 |
中山 |
ダ |
1800 |
3 |
2015年05月03日 |
オアシスS オープン |
東京 |
ダ |
1600 |
3 |
2019年12月04日 |
勝島王冠 |
大井 |
ダ |
1800 |
3 |
2021年01月03日 |
報知オールスターC |
川崎 |
ダ |
2100 |
3 |
2021年02月17日 |
金盃 |
大井 |
ダ |
2600 |
年 |
主催者 |
レース回数 |
1着 |
2着 |
3着 |
着外 |
賞金 |
2012年 |
中央 |
3 |
1 |
0 |
0 |
2 |
5,000,000 |
2013年 |
中央 |
9 |
1 |
5 |
2 |
1 |
34,883,000 |
2014年 |
中央 |
9 |
1 |
0 |
5 |
3 |
26,119,000 |
2015年 |
地方 |
3 |
2 |
1 |
0 |
0 |
140,000,000 |
2015年 |
中央 |
8 |
3 |
1 |
2 |
2 |
91,152,000 |
2016年 |
地方 |
6 |
0 |
1 |
4 |
1 |
74,400,000 |
2016年 |
中央 |
1 |
1 |
0 |
0 |
0 |
100,234,000 |
2017年 |
中央 |
2 |
0 |
0 |
0 |
2 |
0 |
2017年 |
地方 |
5 |
1 |
3 |
0 |
1 |
146,200,000 |
2018年 |
中央 |
2 |
0 |
0 |
0 |
2 |
9,000,000 |
2018年 |
地方 |
4 |
0 |
0 |
2 |
2 |
29,400,000 |
2019年 |
地方 |
6 |
1 |
0 |
1 |
4 |
28,000,000 |
2020年 |
地方 |
8 |
2 |
0 |
1 |
5 |
67,240,000 |
2021年 |
地方 |
2 |
0 |
0 |
2 |
0 |
8,400,000 |
合計 |
中央 |
34 |
7 |
6 |
9 |
12 |
266,388,000 |
合計 |
地方 |
34 |
6 |
5 |
10 |
13 |
493,640,000 |
Stories
コラム
2022年12月 ~サウンドトゥルーとの再会~
『北海道遺産』『さくら名所100選』『日本の道100選』にも選ばれている北海道新ひだか町の二十間道路。
そのすぐ近くに位置する岡田スタッドに、2016年JRA賞最優秀ダートホースに選ばれたサウンドトゥルーが引退名馬として余生を過ごしています。
2歳秋にデビューして、2戦目に初勝利。
ユニコーンS3着など早くから惜しいレースもありましたが、重賞初勝利は5歳秋の船橋競馬場『日本TV盃』でした。
そこから、JBCクラシック2着、チャンピオンズカップ3着を経て東京大賞典でGⅠウイナー仲間入り。
あっという間に一流馬へと駆け上がるその姿は、まるでサウンドトゥルー自身の持ち味である強烈な瞬発力を見ているようでもありました。
4歳初夏に去勢手術を受けているので種牡馬となることはできませんでしたが、そこから全国9つの競馬場を渡り歩き11歳2月の金杯まで全68戦。
全国のファンの前に、その雄姿を見せてくれました。
今は生まれ故郷の岡田スタッドに戻って引退名馬としての生活。
長く、同牧場を見守ってきたマイネルダビテが使っていた馬房、そして放牧地で静かな時間を過ごしています。
同牧場の岡田牧雄代表は
「ひと言でいえば、人に対して優しい馬です。
生まれた時からそうでしたし、育成に入ってからも同様でした。
だから、デビュー前はたくさんのスタッフがこの馬を世話していました。
サウンドトゥルーの活躍は、若いホースマンたちに大きな自信を与えてくれたのです。」
と、どこか誇らしげです。
この取材が行われる数日前には、地元の小学生が見学、そして写生に訪れたそうです。
「そんな時でも、近くに寄って来るのです。
普通の馬なら、見たこともない子供が大勢で押しかけたら、放牧地の一番遠いとこへ行っちゃいますよ。
でも、サウンドトゥルーは子供たちのそばから離れませんでした。」
と、ややあきれ顔。
それはきっと、サウンドトゥルーが幼少の時代から人間にかわいがられていたからにほかなりません。
『緑、黒袖、黄鋸歯形』の勝負服は現役最強と目されるタイトルホルダーと同じ。
山田弘オーナーにとっては、初のGⅠタイトルをもたらしてくれた馬です。
山田オーナーも、牧場を訪れる際はサウンドトゥルーとの再会を楽しみにしているようで、最も長い時間を同馬と過ごすそうです。
そんなサウンドトゥルーは、道路沿いに放牧されていることもあって、徐行しながら前を通り過ぎる人たちが後を絶ちません。
見学に訪れるファンの方の中には熱心な方もいるそうで
「午前中に来て、昼休みを挟んでもずっといるんです。
よく見ると、何か、馬に話しかけているんですね。
何を話しているかはわかりませんが、何か思い出があるのでしょうね。」
「自分たちは馬に生活させてもらっている。
馬に対して感謝の気持ちを忘れてはいけない。」
と岡田さんは言い続けています。
ここ岡田スタッドにはかつて競馬場を賑わせた馬たちがたくさんいますが、大きなタイトルを持たない馬もいます。
それでもみな大切にされ、ゆったりと余生を過ごしています。
「たまたま自分はそれができる環境にいるだけ。
気持ちがあってもできない人はたくさんいて、だからこそ引退名馬展示事業のようなものはどんどん推し進めるべきだと思う。」
と言います。
「マイネルダビテとはちょっとタイプが違う馬ですが、ストレスもなさそうですし、健康状態に不安は全くありません。
むしろ、ちょっと太りすぎてしまったので、ダイエットに励んでいるところです。
この馬もマイネルダビテ同様に長生きしてくれると思いますし、そうできるようにしっかりと管理をしていきたいと思います。」
とインタビューを締めくくってくれました。