タイキシャトル
重賞競走
- '97 マイルChS G1
- '97 スプリンターズS G1
- '98 安田記念 G1
- '98 ジャックルマロワ賞
- '98 マイルChS G1
- '97 スワンS G2
- '98 京王杯スプリングC G2
- '97 ユニコーンS G3
プロフィール
- 父: Devil’s Bag
- 母: Welsh Muffin
- 品種: サラブレッド
- 性別: 雄(セン)
- 毛色: 栗毛
- 生年月日:1994年03月23日
母馬所有者: Taiki Farm
- 産地: U. S. A.
Catch up with Your Old Heroes
今、あの馬はどうしてる?
2022年8月17日に死亡しました。
情報提供者:JAIRS
Location & Conditions for Visitors
繋養者・見学条件
- 繋養展示場所
- 〒059-2413 北海道新冠郡新冠町高江374
-
- ノーザンレイク
- 展示時間
- 09時00分~11時00分
- 休日
-
火曜日
- 見学休止期間
-
12月25日
~
01月08日
-
- 年末年始
- 連絡予約
- 3日前まで
- 見学申込方法
- 競走馬のふるさと日高案内所
TEL 0146-43-2121
- 見学方法
- 案内あり
- 厩舎内への立ち入り
- 制限有
- 備考
- 牧場で繋養している馬に勝手に食べ物を与えないでください
見学の際、必ず声をかけてください
車で見学に訪れる際は、道が狭いので駐車に充分配慮してください
Race Record
競走成績
着順 |
日付 |
レース名 |
競馬場 |
芝ダ |
距離 |
1 |
1997年11月16日 |
マイルChS G1 |
京都 |
芝 |
1600 |
1 |
1997年12月14日 |
スプリンターズS G1 |
中山 |
芝 |
1200 |
1 |
1998年06月14日 |
安田記念 G1 |
東京 |
芝 |
1600 |
1 |
1998年08月16日 |
ジャックルマロワ賞 |
|
芝 |
1600 |
1 |
1998年11月22日 |
マイルChS G1 |
京都 |
芝 |
1600 |
1 |
1997年10月25日 |
スワンS G2 |
京都 |
芝 |
1400 |
1 |
1998年05月16日 |
京王杯スプリングC G2 |
東京 |
芝 |
1400 |
1 |
1997年10月04日 |
ユニコーンS G3 |
東京 |
ダ |
1600 |
3 |
1998年12月20日 |
スプリンターズS G1 |
中山 |
芝 |
1200 |
1 |
1997年06月08日 |
菖蒲S オープン |
東京 |
芝 |
1600 |
2 |
1997年07月06日 |
菩提樹S オープン |
阪神 |
芝 |
1400 |
年 |
主催者 |
レース回数 |
1着 |
2着 |
3着 |
着外 |
賞金 |
1997年 |
中央 |
8 |
7 |
1 |
0 |
0 |
334,847,000 |
1998年 |
中央 |
4 |
3 |
0 |
1 |
0 |
280,638,000 |
合計 |
仏 国 |
1 |
1 |
0 |
0 |
0 |
152,449 |
合計 |
中央 |
12 |
10 |
1 |
1 |
0 |
615,485,000 |
年度 |
表彰情報 |
1997年 |
最優秀スプリンター |
1998年 |
年度代表馬 |
1998年 |
最優秀4歳以上牡馬 |
1998年 |
最優秀スプリンター |
Stories
コラム
2018年9月 ~タイキシャトルとの再会~
その名前のとおり、馬産地日高のスタリオン施設で、最も東に位置するイーストスタッド。
ここで、24歳になった1998年の年度代表馬タイキシャトルが引退名馬として余生を過ごしています。
「2017年を最後に種雄馬生活を引退しましたが、今年は2歳の新馬戦も勝ってくれたし、オープン特別を3勝。まだまだ健在というところをたくさんの方に知って欲しいですね。」
とイーストスタッドの高橋場長が笑顔で迎えてくれました。
夏の暑さのピークを過ぎて、ようやく届くようになった秋の風の中で、タイキシャトルは元気そうでした。
「引退してからは、今までとは違う、入り口に近い放牧地に移動させたのですが、馬自身が置かれている状況を理解したかのように気持ちが穏やかになりましたね。」
と高橋場長。
隣接する放牧地にいるメイショウドトウとは長い付き合い。
人間でいえばひとまわり以上も年齢が離れているトゥザグローリーとも適度な距離感で貫禄を示しているようにも見えました。
「手入れをするときも、種雄馬時代ほどわがままを言わなくなりました。
プライドが高い馬ですので、例えば以前は食事中に馬房に入るのを嫌がったのですが、最近は少し我慢してくれるようになりました。
今、自分が置かれている状況を理解しているのかもしれません。
ただ、普段からコミュニケーションが取れていない人とか、獣医師による注射は今でもダメですね。」
と笑いながらエピソードを話してくれました。
「そういう意味では、本当に賢い馬だと思います。
以前、タイキシャトルを担当していた装蹄師の方も訪ねてきてくれたのですが、馬は、その装蹄師の方を覚えていたように感じました。」
9月下旬現在、朝4時30分くらいから、午後1時くらいまでを放牧の時間に充てているそうです。
「朝は放牧地を元気良く動きまわるほど。
体重も増えてきましたので、体調は良さそうです。」
と現在の様子を話してくれました。
体調を見ながら、午後は軽い運動もさせているそうです。
取材当日も、多くのファンがタイキシャトルの放牧地を囲んでいました。
おそらく、タイキシャトルの現役時代を知らないであろう若い方たちでしたが、まだ海外遠征が珍しかった時代に、日本調教馬として欧州GⅠ競走を制し、種雄馬としても多くの活躍馬を送り出した名馬に対して畏敬の念を持っているようです。
「見学期間中は、本当にたくさんの方が会いに来てくれます。
人気は、今も昔も変わりません。
見学期間中でも、中止になる日もありますので、ご確認いただきながら、なるべく多くの方に会いに来て欲しいと思っています。」
というメッセージをお預かりしました。
追記
2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震により被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
イーストスタッドがある浦河町でも最大震度4を記録し、一時的に電力がストップしましたが、タイキシャトルをはじめとする引退名馬たちは、元気に過ごしているそうです。