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ネイティヴハート

  • (C)JRA

プロフィール

父: スターオブコジーン
母: ポトマツクチエリー
品種: サラブレッド
性別: 雄
毛色: 鹿毛
生年月日:1998年04月03日
母馬所有者: 明和牧場
生産牧場: 明和牧場
産地: 北海道新冠郡新冠町

重賞競走

'06 オーシャンS G3

近況 2016年11月

北海道沙流郡日高町のキクチファームで引退名馬として繋養を始めました。

JAIRS情報提供者:

MOVIE

繋養展示場所
〒059-2126 北海道沙流郡日高町豊郷70~15
 
キクチファーム
TEL
080-1889-2264
展示時間
09時00分~17時00分
連絡予約
3日前まで
見学方法
案内あり
厩舎内への立ち入り
着順 日付 レース名 競馬場 芝ダ 距離
1 2006年03月04日 オーシャンS G3 中山 1200
2 2000年11月11日 京王杯3歳S G2 東京 1400
2 2001年04月07日 NzT G2 中山 1600
3 2000年12月10日 朝日杯3歳S G1 中山 1600
3 2002年10月26日 スワンS G2 京都 1400
3 2006年09月10日 セントウルS G2 中京 1200
3 2001年10月20日 富士S G3 東京 1600
3 2004年08月22日 アイビスサマーダッシュ G3 新潟 1000
4 2001年05月06日 NHKマイルC G1 東京 1600
5 2006年03月26日 高松宮記念 G1 中京 1200
1 2000年08月20日 東北ジュニアGP 盛岡 1600
1 2000年10月08日 アイビーS オープン 東京 1400
1 2002年06月08日 TV愛知OP オープン 中京 1200
1 2003年03月08日 オーシャンS オープン 中山 1200
2 2001年11月11日 OROC 盛岡 1700
2 2003年07月20日 NSTOP オープン 新潟 1400
2 2004年07月18日 NSTOP オープン 新潟 1400
2 2006年08月20日 NSTOP オープン 新潟 1400
主催者 レース回数 1着 2着 3着 着外 賞金
2000年 中央 3 1 1 1 0 44,529,000
2000年 地方 3 3 0 0 0 14,500,000
2001年 地方 2 0 1 0 1 2,300,000
2001年 中央 5 0 1 1 3 59,901,000
2002年 地方 1 0 0 0 1 0
2002年 中央 6 1 0 1 4 44,407,000
2003年 中央 6 1 1 0 4 44,384,000
2004年 中央 5 0 1 1 3 20,748,000
2004年 地方 2 0 0 0 2 3,600,000
2005年 中央 6 0 0 0 6 0
2006年 中央 6 1 1 1 3 84,938,000
2007年 中央 3 0 0 0 3 0
2007年 地方 4 0 0 0 4 0
合計 中央 40 4 5 5 26 298,907,000
合計 地方 12 3 1 0 8 20,400,000
年度 表彰情報
2006年 NAR最優秀短距離馬

2017年11月 ~ネイティヴハートとの再会~

暦の上では立冬を過ぎて小雪へと向かう頃、北海道は本格的な冬を迎えます。

朝晩の冷え込みは厳しく、寒い地方では最高気温が氷点下となることも珍しくありません。

馬産地の冬は雪が少なく、北海道の中では比較的温暖ではありますが、それでも北海道の冬であることは間違いありません。

キクチファームが位置するのは、日高町豊郷です。

海岸線に寄り添うように伸びる国道に隣接している牧場です。


年が明ければ20歳となるネイティヴハートが、種雄馬を引退して、ここキクチファームで穏やかな余生を過ごしています。

「種雄馬を引退し、ここに移動してきたのが昨年の11月でした。
移動してきたばかりの頃は大人しかったのですが、猫をかぶっていたんでしょうね。
環境に慣れてくると気の強さを見せるようになりました。」

と菊池善美さん。


今は新しい環境にもすっかり慣れ、放牧地を自由気ままに走り回り、ときに甘えるように甘噛みをしてくるネイティヴハートに優しいまなざしを送りながら、
近況を教えてくれました。

冬シーズンは午前8時頃から夕方4時前くらいまでを放牧地で過ごしています。

「馬はとても元気で、食欲もありますし獣医さんの世話になることはほとんどありませんが、年齢的な事を考えて気温が上がってくるまでは馬房で過ごしてもらってます。
夕方も暗くなる前には馬房に入れるようにしています。」

子供の頃は動物園の飼育係になりたかったという菊池さんに、大切にされている様子が良く分かります。


現役時代のネイティヴハートは地方競馬に籍を置いていましたが、レースキャリアのほとんどを芝コースで積み上げました。

2歳6月にデビューして、初めてダート競馬を経験したのが翌年秋のダービーグランプリと言いますから、まったく新しいタイプの地方競馬所属馬でした。

岩手競馬から南関東の大井競馬場、船橋競馬場と所属厩舎は変わりましたが、芝コースへ挑戦し続ける姿勢は変わらず、全52戦のキャリアの中で、ダートコースでの出走は、わずか8戦。

地方競馬所属馬が、JRAの競走で4勝を記録したというのは2004年にコスモバルクに肩を並べられましたが、今も残る歴代最多記録です。

盛岡競馬場の芝1000Mを57秒9。

2歳の6月に記録したものとしては最速タイム。

この年は盛岡競馬場で3戦3勝。

アイビーステークスに勝ち、京王杯3歳S2着、朝日杯3歳S3着(レース表記は当時のまま)。

翌年はニュージーランドトロフィー2着でNHKマイルカップではクロフネに次ぐ2番人気に支持されています(結果は4着)。

重賞初勝利は8歳3月。

この年から重賞競走に格上げされたオーシャンステークスの歴史の中に、同じく地方競馬所属(当時)の内田博幸騎手を背に、その名を刻みこみました。


種雄馬となって、多くの産駒を残すことはできませんでしたが、2017年9月には産駒のジューンアンカーがJRAで初勝利。

父仔2代のJRA勝利も記録しています。

現在も、競走馬時代のオーナー所有馬として余生を過ごしています。

「馬を大切にされる方で、年に数回は会いに来られます。
オーナーのためにもいつまでも長く、健康で過ごして欲しいです。」

と愛情たっぷりのコメントをお預かりしました。