ミヤギロドリゴ

ミヤギロドリゴ メイン画像1

重賞競走

  • '01 福島記念 G3

プロフィール

  • 父: ロドリゴデトリアーノ
  • 母: グリーゴールド
  • 品種: サラブレッド
  • 性別: 雄
  • 毛色: 栗毛
  • 生年月日:1994年04月16日
  • 母馬所有者: 中村 幸蔵
  • 生産牧場: 中村 幸蔵
  • 産地: 北海道浦河郡浦河町
ミヤギロドリゴ メイン画像2

Catch up with Your Old Heroes 今、あの馬はどうしてる?

毛艶も良く非常に健康です。

情報提供者:BTC

Location & Conditions for Visitors 繋養者・見学条件

(C)JAIRS 撮影日 2013年4月18日
繋養展示場所
〒969-1663 福島県伊達郡桑折町伊達崎字吉沼31
 
にぐらや牧場
TEL
090-4547-2109
展示時間
09時00分~16時00分
休憩時間
12時00分~14時00分
見学休止期間
07月10日 ~ 08月17日
連絡予約
前日まで
見学方法
希望により案内あり
厩舎内への立ち入り
同じ繋養場所にいる功労馬

Pedigree 血統表

Race Record 競走成績

着順 日付 レース名 競馬場 芝ダ 距離
1 2001年11月17日 福島記念 G3 福島 2000
3 2001年07月08日 七夕賞 G3 福島 2000
3 2001年08月26日 新潟記念 G3 新潟 2000
3 2002年03月03日 中京記念 G3 中京 2000
1 1998年10月04日 上総特別 500万下 中山 2000
1 1998年11月21日 福島放送賞 900万下 福島 1800
1 2000年04月09日 千葉S 1600万下 中山 1800
1 2000年05月07日 春嶺S 1600万下 福島 1700
3 1997年03月22日 若葉S オープン 中山 2000
3 1998年12月13日 ディセンバーS オープン 中山 2000
主催者 レース回数 1着 2着 3着 着外 賞金
1996年 中央 7 0 0 2 5 4,640,000
1997年 中央 8 2 0 4 2 25,618,000
1998年 中央 11 2 0 4 5 41,598,000
1999年 中央 4 0 0 0 4 3,600,000
2000年 中央 8 2 0 0 6 36,567,000
2001年 中央 10 1 0 2 7 75,991,000
2002年 中央 9 0 0 1 8 15,376,000
2003年 中央 8 0 0 0 8 10,100,000
2004年 中央(障害) 2 0 0 0 2 0
合計 中央 65 7 0 13 45 213,490,000
合計 中央(障害) 2 0 0 0 2 0

Stories コラム

2013年12月 ~ミヤギロドリゴと共に~

 
 ミヤギロドリゴは、JRA日高育成牧場で育成された抽せん馬で1994年4月生まれの満19歳です。

 
 彼の馬名は、競走馬時代の馬主さんが住んでいる地域からとった冠号「ミヤギ」と、父の名前ロドリゴデトリアーノからの「ロドリゴ」というシンプルなネーミングです。

 
 現在、福島市から北に約20kmにある福島県桑折町の「にぐらや牧場」で繋養されています。
 
 
「にぐらや牧場」は、競走馬の生産・育成調教をしており、「マルカン」の冠号で地方競馬でも出走させています。

 
牧場は「こおり桃源郷」の中にあります。
 
 
 春は一面に桃の花が咲き、桜の桃色と相まってそれは桃源郷を思わせる見事な風景です。

 
 夏はたわわに桃が実ります。その桃はなんと皇室に献上される「献上桃」として収穫されます。
 
 
 そんな美しい環境の中、ゆったりとミヤギロドリゴは、余生を過ごしています。

 
 今、ここでミヤギロドリゴの世話をしている一人の女性は、ミヤギロドリゴと共に運と縁が折り重なった女性です。
 

 競走馬時代のミヤギロドリゴの担当厩務員だった斉藤 美和子さんです。

 
 「ミヤギロドリゴが入厩して私が担当厩務員になりました。それから、17年の付き合いになります。

 装蹄師である主人と結婚し、厩務員を退職してしばらくすると、ロドリゴの引退も決まりました。

 すると、主人の実家の牧場で引き取ってくれることになり、馬主さんも快諾していただき、嫁入り道具の代わりに馬を連れて私と共にやってきたのです。
 
 現役時代は、福島の馬場で好走することが多く、福島放送賞では2着に10馬身差をつけて圧勝をしたこともありました。

 荒れた内馬場を避け、大外回りで追い込みを決める走法”マクリ”が得意でした。

 この用語は、もともと競輪用語だったのを、競輪好きの新聞記者が使い始め、定番にしたのもこの馬からです。

 
 67戦7勝。10歳まで出走しましたので、かなりタフな方でした。

 
 2001年の福島記念に勝ったこともあり、福島競馬場を訪れたファンの方々がよく会いに来てくれます。

 
 ここには、シャドウスケイプもいて、この馬も縁があり、馬主さんや関係者の御好意により当牧場で余生を過ごしています。
 2頭共毎日、放牧地でのんびり草を食べています。」

 
 訪問した際、にぐらや牧場に虹がかかっていました。