ネーハイシーザー

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重賞競走

  • '94 天皇賞(秋) G1
  • '94 産經大阪杯 G2
  • '94 毎日王冠 G2
  • '93 中日スポ4歳S G3
  • '94 京阪杯 G3

プロフィール

  • 父: サクラトウコウ
  • 母: ネーハイテスコ
  • 品種: サラブレッド
  • 性別: 雄(セン)
  • 毛色: 黒鹿毛
  • 生年月日:1990年04月27日
  • 母馬所有者: (株)大丸企業 内海 都一
  • 生産牧場: 大道牧場
  • 産地: 北海道浦河郡浦河町
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Catch up with Your Old Heroes 今、あの馬はどうしてる?

年齢のわりに食欲があり元気です。

情報提供者:所有者

Location & Conditions for Visitors 繋養者・見学条件

(C)JAIRS 撮影日 2015年4月21日
繋養展示場所
〒059-2566 北海道日高郡新ひだか町静内東別71
 
荒木 貴宏
TEL
0146-48-2749
展示時間
08時00分~15時00分
連絡予約
当日でも可
見学方法
自由見学
厩舎内への立ち入り
不可
備考
見学のマナーの低下が目立ってきています。訪問する方はマナーの徹底をお願いします。
生産・育成牧場のため見学の際は必ず一声かけてください。
団体の場合は3日前までに連絡お願いします。
同じ繋養場所にいる功労馬

Pedigree 血統表

Race Record 競走成績

着順 日付 レース名 競馬場 芝ダ 距離
1 1994年10月30日 天皇賞(秋) G1 東京 2000
1 1994年04月03日 産經大阪杯 G2 阪神 2000
1 1994年10月09日 毎日王冠 G2 東京 1800
1 1993年07月04日 中日スポ4歳S G3 京都 1800
1 1994年05月14日 京阪杯 G3 阪神 2000
2 1993年09月26日 神戸新聞杯 G2 阪神 2000
3 1994年01月05日 金杯 G3 阪神 2000
3 1996年05月11日 京阪杯 G3 京都 2200
5 1994年06月12日 宝塚記念 G1 阪神 2200
1 1993年04月17日 春蘭S オープン 阪神 1200
主催者 レース回数 1着 2着 3着 着外 賞金
1992年 中央 2 1 0 0 1 5,900,000
1993年 中央 8 3 1 0 4 90,550,000
1994年 中央 8 4 0 1 3 339,684,000
1995年 中央 3 0 0 0 3 0
1996年 中央 2 0 0 1 1 11,084,000
合計 中央 23 8 1 2 12 447,218,000
年度 表彰情報
1994年 最優秀父内国産馬

Stories コラム

2013年10月 -1994年天皇賞(秋)を優勝した「ネーハイシーザー」を訪ねて-


父:サクラトウコウ、母:ネーハイテスコ、血統表を見ると母方がネーハイテスコ~マリリン~ライフレントゲン~エスパレード~ラツキーパレード~エツフオート~越竜~第三エスサーデイーまで内国産に根付いた血統を持つネーハイシーザーは、1994年の天皇賞(秋)に出走し、見事、後の天皇賞(秋)馬の優勝馬サクラチトセオーや同世代のクラシックホースのウイニングチケットビワハヤヒデらを抑えて優勝しました。

 
 23歳のネーハイシーザーは、現在、新ひだか町東静内の荒木 貴宏さんの牧場で余生を過ごしています。


 お伺いしたのは、10月の初旬の昼ごろ、訪問した日は、午前中からのあいにくの雨でしたが、ネーハイシーザーはおとなしく放牧地にたたずんでいました。


 荒木さんの牧場は、生産牧場以外に引退馬の繋養や行き場をなくした引退馬の引き取り手の斡旋などを行う「荒木牧場功労馬サポーターズ」を設立し運営しています。

 
 「ネーハイシーザーが優勝した天皇賞(秋)の時の2着馬だったセキテイリュウオーもうちで繋養していました。
  
 残念ながらセキテイリュウオーは2011年の春、病気のため死亡してしまったのですが、その年の秋にネーハイシーザーを繋養していた前の牧場が繋養できなくなり緊急避難的にうちの牧場に来ました。
 
 当初は引き受け先を探すつもりでしたが、ネーハイシーザーを預かっていることを知ったファンの方たちの声や、運命的なものも感じたこともあり、繋養することを決めました。」

 と、荒木さんが繋養の経緯を教えてくださいました。


 「ネーハイシーザーの現在の馬房が、セキテイリュウオーがかつて使っていた馬房ですよ。」

 と、案内してくださった現在の馬房には、ファンからのプレゼントだというお守りが飾られていました。
 
 その他に頭絡や人参などがファンからプレゼントされるなど、今でも数多くのファンに愛されている馬であることを感じるとることができました。

 
 荒木さんは、見学しに来たファンの方に、放牧地から厩舎までの集牧作業をお手伝させてあげることもあるそうです。


 「ファンの方は、集牧作業などなかなか出来る機会が無いと思うので、とても大人しい馬ですし時間が合えば、体験していただいています。」

 と話をしている間も、大人しく人懐こそうにネーハイシーザーがその様子をうかがっていました。

 
 競走馬に抱くイメージとは異なる、ネーハイシーザーが持つ独特の穏やかな空気がとても印象的でした。

 
 荒木さんの牧場にはネーハイシーザー以外に、ブライアンズロマントーシンブリザードも繋養されています。