ビワハヤヒデ
重賞競走
- '93 菊花賞 G1
- '94 天皇賞(春) G1
- '94 宝塚記念 G1
- '92 デイリー杯3歳S G2
- '93 神戸新聞杯 G2
- '94 京都記念 G2
- '94 オールカマー G3
プロフィール
- 父: Sharrood
- 母: パシフィカス
- 品種: サラブレッド
- 性別: 雄
- 毛色: 芦毛
- 生年月日:1990年03月10日
母馬所有者: 早田牧場新冠支場
- 生産牧場: 早田牧場新冠支場
- 産地: 福島県伊達郡桑折町
Catch up with Your Old Heroes
今、あの馬はどうしてる?
健康状態は良好で、大人しいです。
情報提供者:BTC
Location & Conditions for Visitors
繋養者・見学条件
- 繋養展示場所
- 〒 北海道沙流郡日高町
-
- 展示時間
- 09時00分~09時00分
Race Record
競走成績
着順 |
日付 |
レース名 |
競馬場 |
芝ダ |
距離 |
1 |
1993年11月07日 |
菊花賞 G1 |
京都 |
芝 |
3000 |
1 |
1994年04月24日 |
天皇賞(春) G1 |
阪神 |
芝 |
3200 |
1 |
1994年06月12日 |
宝塚記念 G1 |
阪神 |
芝 |
2200 |
1 |
1992年11月07日 |
デイリー杯3歳S G2 |
京都 |
芝 |
1400 |
1 |
1993年09月26日 |
神戸新聞杯 G2 |
阪神 |
芝 |
2000 |
1 |
1994年02月13日 |
京都記念 G2 |
阪神 |
芝 |
2200 |
1 |
1994年09月18日 |
オールカマー G3 |
中山 |
芝 |
2200 |
2 |
1992年12月13日 |
朝日杯3歳S G1 |
中山 |
芝 |
1600 |
2 |
1993年04月18日 |
皐月賞 G1 |
中山 |
芝 |
2000 |
2 |
1993年05月30日 |
日本ダービー G1 |
東京 |
芝 |
2400 |
2 |
1993年12月26日 |
有馬記念 G1 |
中山 |
芝 |
2500 |
2 |
1993年02月14日 |
共同通信杯4歳S G3 |
東京 |
芝 |
1800 |
5 |
1994年10月30日 |
天皇賞(秋) G1 |
東京 |
芝 |
2000 |
1 |
1992年10月10日 |
もみじS オープン |
京都 |
芝 |
1600 |
1 |
1993年03月20日 |
若葉S オープン |
中山 |
芝 |
2000 |
年 |
主催者 |
レース回数 |
1着 |
2着 |
3着 |
着外 |
賞金 |
1992年 |
中央 |
4 |
3 |
1 |
0 |
0 |
80,756,000 |
1993年 |
中央 |
7 |
3 |
4 |
0 |
0 |
420,353,000 |
1994年 |
中央 |
5 |
4 |
0 |
0 |
1 |
396,566,000 |
合計 |
中央 |
16 |
10 |
5 |
0 |
1 |
897,675,000 |
年度 |
表彰情報 |
1993年 |
年度代表馬 |
1993年 |
最優秀3歳牡馬 |
1994年 |
最優秀4歳以上牡馬 |
Stories
コラム
2014年10月 ~ビワハヤヒデとの再会~
1993年の牡馬クラシック路線で、ウイニングチケット、ナリタタイシンと鎬を削り合い、三強時代を築いたビワハヤヒデ。
4歳秋(旧5歳)、この3強がほぼ時を同じくして屈腱炎を発症したのも何かの因縁かもしれませんが、ビワハヤヒデ陣営は現役生活の引退を即断し種雄馬となりました。
1995年に沙流郡門別町(現在は沙流郡日高町)の日西牧場で種雄馬生活をスタートし、種雄馬として自身を超える産駒に恵まれなかったものの、京都2400mのレコードホルダーで日経新春杯2着のサンエムエックスや中山牝馬S2着のテンエイウイングなど、個性的な産駒を送り出してきましたが、2002年の種付けシーズンをもって種雄馬生活を引退し、そのまま日西牧場で余生を過ごしています。
「放牧地も厩舎も種雄馬時代のままで、去勢もしていません。
元々馬っ気の強いタイプじゃなかったし、近くの放牧地に牝馬を放してもあまり興味がない感じでのんびりしてますよ。
本来ならこれだけ活躍した馬がうちで種雄馬になるなんて有り得ないこと。
いろんなことを学びましたし、本当に感謝しています」
とは同牧場の高山直樹代表。
かれこれ20年の付き合いとなる相棒を前に、いとおしそうに目を細めています。
現役時代のビワハヤヒデといえば、グレーの馬体に大きな顔、そして鼻先まで繋がる流星がチャームポイントでした。
すっかり白さを増した現在も、鼻先のピンク色は健在です。
なぜか、嬉しい。
取材中、隣の放牧地では、現役種雄馬のチャクラが構って欲しそうに猛アピールしてきたけれども、ビワハヤヒデはわれ関せず。
マイペースを貫いています。
「基本的に他の馬は眼中にないみたいですね。
チャクラはハヤヒデが気になっていろいろやるんだけど無視されてます。
周りに馬がいないと鳴いたり走り回って騒いだりする馬は割と多いんですが、この馬は常に平常心です。
人には関心があるらしく、よく覚えていますよ。
引退して何年か経ってから現役時代の厩務員さんが来てくれたんですが、鼻を鳴らして喜んでいました。
見学の方が来た時も、どれどれと寄って来るみたいです。」
そんな愛想の良さ、現役時代の人気も相まって、24歳になった現在もたくさんのファンが訪れるそうです。
「ありがたいことに、未だに熱烈な方が多い印象ですね。
誕生日やクリスマスなどイベントごとに贈り物が届きますし、毎年必ず会いに来てくれる“常連さん”もかなりの人数です。
函館競馬場で展示した時も大勢集まってくれましたしね。」
2010年には函館競馬場で三強の一角、ウイニングチケットと共にお披露目され、往年のファンから熱烈な歓迎を受けました。
「この馬の元気な姿を楽しみにしてくれてる人がたくさんいるってことですから、これからも健康で、長生きして欲しいです。」
と高山代表も願っていました。
動画も公開しています「ビワハヤヒデの近況」からご覧ください。