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ダイナマイトダディ

  • (C)JRA

プロフィール

父: サクラユタカオー
母: ダイナサルーン
品種: サラブレッド
性別: 雄(セン)
毛色: 栃栗毛
生年月日:1988年04月12日
母馬所有者: 社台フアーム
生産牧場: 社台フアーム
産地: 北海道白老郡白老町

重賞競走

'92 中山記念 G2

'92 京王杯スプリングC G2

'91 京成杯 G3

近況 2008年12月

北海道幕別町の十勝軽種馬農協 種馬所で引退名馬として繋養を始めました。

繋養展示場所
〒089-0625 北海道中川郡幕別町猿別207~2
 
十勝軽種馬農業協同組合 種馬所
TEL
0155-54-4341
展示時間
09時00分~12時00分
連絡予約
前日まで
厩舎内への立ち入り
不可

同じ繋養場所にいる引退名馬

着順 日付 レース名 競馬場 芝ダ 距離
1 1992年03月15日 中山記念 G2 中山 1800
1 1992年04月25日 京王杯スプリングC G2 東京 1400
1 1991年01月13日 京成杯 G3 中山 1600
2 1992年02月09日 東京新聞杯 G3 東京 1600
5 1990年12月09日 朝日杯3歳S G1 中山 1600
5 1992年05月17日 安田記念 G1 東京 1600
1 1992年01月18日 ニューイヤーS オープン 中山 1600
3 1991年12月21日 クリスマスS オープン 中山 1600
主催者 レース回数 1着 2着 3着 着外 賞金
1990年 中央 3 2 0 0 1 16,000,000
1991年 中央 3 1 0 1 1 43,484,800
1992年 中央 5 3 1 0 1 175,801,000
1995年 中央 1 0 0 0 1 0
合計 中央 12 6 1 1 4 235,285,800

2017年1月 ~ダイナマイトダディとの再会~

名種雄馬サクラユタカオーが送った初めての重賞ホース、ダイナマイトダディ。
豊かなスピードと才能に恵まれ、母父ノーザンテースト譲りのターフに映える派手なルックス。
競馬ブームまっさかりの1990年初頭、GⅠホースたちに負けない人気と実力を誇った個性派の走りは、今でもハッキリと思い出すことができます。


現役時に3度の長期休養を余儀なくされた父同様、本馬の競走生活もまた脚元との戦いでした。


3歳秋(旧 年齢表記)にデビュー2連勝を飾り、同年朝日杯3歳S(GⅠ)で0秒3差の5着。
4歳緒戦の京成杯(GⅢ)を完勝して改めてクラシックの有力候補に数えられましたが、レース後に右前膝の骨折発覚。
クラシックへの道が途絶えました。


その後もケガと休養を繰り返し、約4年2ヵ月間の競走生活で出走はわずか12回。
しかし、その少ないキャリアの中で京成杯、中山記念、京王杯SCと重賞3勝を挙げ、同世代のトップホースたちと比べても遜色ない能力を示しました。


現役引退後は社台スタリオンステーション荻伏にて種雄馬入りして、その後は繋養地を転々と変えながら2007年に種雄馬生活を引退。


現在は北海道・十勝軽種馬農協種馬所にて引退名馬として繋養され、静かな時間を刻んでいます。


「28歳と高齢ですが、病気ひとつせず、心身ともに落ち着いています。
先日、同世代の仲間リンドシェーバーが亡くなって寂しくなりましたが、ここはうさぎも猫もいるから場内は賑やか。
今はエアジー(エアジハード)と2頭でのんびり、穏やかな毎日を送っています。」

 
そう近況を伝えてくれるのは、ダイナマイトダディの長年のパートナーであり、十勝軽種馬農協種馬場唯一の管理人である中川郁夫さん。


以前は気性の荒い面もあったという本馬だが、中川さんと長い時間を過ごしていく中で、少しずつ変わっていったといいます。


「やって良いこと、悪いことがわかっていない馬は残念ながら多い。
私の場合はハッキリとわかるように伝え、悪いことをしたら本気で怒るし、良い時はりんご、ニンジンをあげて徹底的に甘やかす。
信頼関係さえできれば、どんな馬でも変わるものです。」


馬の気持ちを大事にする中川さんのスタイルは、一風変わった放牧方法にも表れています。


「うちでは4つある放牧地の中から自分が入りたいところを毎日、馬自身が選びます。」


馬を引く場合、馬の横につくのが一般的だが、中川さんの場合は長手綱で馬の後ろについて、馬が自由に歩けるようにしています。
まず現役種雄馬であるエアジハードが最初に選び、ダイナマイトダディは残る3つの放牧地の中から自分の入りたい場所を選ぶ、というように。


自由気ままな2頭の生活はいつもストレスフリー。
健康と長生きの秘訣です。

今では


「誰でも触れるし、誰でも引ける。」


という心優しいダイナマイトダディ。


そんな彼のもとには今でも頻繁にファンが訪れ、ファンレターのみならず年賀状やバースデーカードも送られてきます。


「来れば1日中カメラを抱えてダディの側を離れない人もいる。
滞在して連日、ダディの顔を見に来る人もいる。
人に愛されているから、ダディも人が好きなのでしょう。ファンが来ると嬉しそうにしていますよ。」


自然豊かな北海道・十勝の大地。今日もダディの周りには愛が満ちています。